2006年Jリーグも前半が終了して明日から折り返しになります。
そこで、今日ちょっとまじめに観客動員について語りたいと思います。
浦和躍進 J1前半戦、全体は400人減レッズは昨年度を大きく上回る平均
45,450人(
+6,093人)を集めています。
伸二効果でしょうか?おかげで例年以上にチケ争奪戦が熾烈です

このペースで行くと昨年
新潟が作った記録(1試合平均
40,114人)を大幅に更新することは間違いない。既に売り切れている試合もあるのでチケットはお早めにお求め下さい

レッズの他に観客動員を大きく伸ばしているチームは以下のとおり。
甲 府 +5,773人 (1試合平均
12,704人)
千 葉 +4,301人 (1試合平均
13,836人)
清 水 +2,575人 (1試合平均
15,327人)
福 岡 +2,457人 (1試合平均
13,243人)
京 都 +2,016人 (1試合平均
9,873人)
甲府・福岡・京都の3チームは昇格組なので当然としても、
清水はちょっと意外。やはりチームが好調(5位)だと観客動員は伸びるみたいですね。
ここで特筆すべきは
8年連続観客動員数最下位という不名誉な記録を更新中の
千葉。2003年にオシムが就任してから
在籍している選手の割りには魅力的なサッカーを展開してきた。こんな魅力的なサッカーをするのにどうして観客動員が増えないのか不思議でならなかったが、ようやく千葉県民の人たちにもジェフサッカーの面白みが浸透してきたようです。それだけではなく動員アップの要因は昨年できたフクアリが大きいでしょう。フクアリはピッチとの距離が非常に近いため、選手たちの声や息づかいまでがよく聞こえる素晴らしいスタジアムです。
ジェフの魅力的なサッカー+フクアリ効果でもっと観客動員が伸びるかもしれないな。行ったことのない人は是非行って見て下さい。
一方、観客動員が大きく減少しているチームは以下のとおり。
東 京 -4,873人 (1試合平均
22,228人)
C大阪 -4,595人 (1試合平均
13,053人)
鹿 島 -3,705人 (1試合平均
14,936人)
大 分 -3,390人 (1試合平均
18,690人)
大 宮 -1,764人 (1試合平均
8,216人)
東京(12位)・
C大阪(18位)はチームの成績がモロに反映されていますね。昨年、
C大阪は最終節で優勝を逃したわけですが、2000年に同じく
最終節で優勝を逃した翌年は最下位に終わりJ2に降格している。まさに同じ道を辿っているわけだが、ここから巻き返しを図ることができるのか?
磐田から電撃移籍をした名波、スペインから復帰した大久保に期待しましょう。
鹿島・大分・大宮については、なぜここまで観客動員が落ちているのかが謎です。特に
大宮は代表にも選ばれた小林大悟が獅子奮迅の活躍をして、順位も8位とまずまずの結果を残している。彼を見るためだけにスタジアムに足を運ぶのもありだと思うのだが・・・
鹿島はここ数年でタイトルを獲っていないことが響いているのかも。以前、年間チケを持っているにも関わらず、シーズン半ばで
「今年はもう優勝できないから行かない」と平然と言い放った鹿島サポの友人がいた。その友人は
鹿島が好きなのではなくて"強い鹿島"が好きだったようです。もちろん全ての鹿島サポがそうだとは言わないが意識の低さに呆れたことがありました。
ちなみに当時、レッズは弱かったので「じゃあレッズサポは開幕から行けないじゃん
」と磐田サポにバカにされたこともある
あの時はめっちゃ腹が立ったけど今や懐かしい思い出です。ところで、観客動員数が減少しているチームにはある共通点があります。
それは・・・
ホームでレッズと試合をしていないということ。
いくら遠いアウェイの地でも
アホみたく大量に押し寄せるレッズサポが観客動員を大きく増やす要因となっています。レッズ戦を終えてからの平均観客数に注目してみると面白いかも

と言うわけで、早速ですが明日は鹿スタで鹿島vs浦和があります。
試合はもちろんのこと観客動員数も楽しみ。
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